suzunedev's blog

@suzunedev のブログ

2022年のふりかえり

はじめに

今年も残すところあと僅かとなりました。2022年は個人的には心境の変化があり、今までに無いぐらい行動した年でした。特別成長できたり、実績が残せたりということはありませんが、ほんの少しだけ心に余裕が出来たのが良かったと実感しています。さて、2022年にどんなことをしていたのかを振り返ってみたいと思います。

親知らずの抜歯

今年の1月から3月あたりまでは、親知らずの抜歯が最大の出来事でした。私の親知らずは真横に生えているタイプで近くの歯科医院で抜歯することが出来ず、総合病院の口腔外科を紹介されました。過去に病院で手術をしたことはありますが、10年以上前の話で大人になってからは手術を受けたことがなく少し不安になっていました。さらにコロナ禍ということもあり、手術前に抗原検査を受ける必要があったりとなかなか大変だったなと記憶しています。

手術内容は抜歯といえば抜歯なのですが、歯茎を切開して親知らずを4枚にスライスして摘出したりしていたみたいで、もはや手術といっても過言ではありません。また、部分麻酔で手術してもらったので手術中の意識はあり、姿勢が仰向け状態で頭が下がっている中での鼻呼吸をしなくてはならず、私は鼻が小さいのもあって鼻呼吸がうまく出来なくて何度も咽せてしまい、担当医の方にご迷惑をおかけしてしまいました。

幸い、抜歯後の痛みは1週間程度で治り、後遺症もなく終えることが出来ました。私の場合は歯科医院での診察から抜歯後の経過観察が終わるまでに2ヶ月程度の時間がかかったので、この間の仕事が忙しくなくて大変助かりました。いつかは親知らずの抜歯をしなくてはならないという不安からも解放されたので、今では気持ち的に余裕が出来ました。

引越し

今年で神奈川県に住んでから6年目となり、家賃の更新もあったことからこれを機に引っ越すことにしました。神奈川県に住んでいた理由は、たしか1LDKで家賃が8万円程度で住めるところを探してもらったら、聞いたことがないような駅と駅の間ぐらいのところを紹介され、内見したら築浅で広めの1LDKだったこともあって神奈川県に住むことに決めた記憶が残っています。

現在の仕事はリモートワークで働いていることもあって都内に住む必要がないといえばないのですが、都内の方が何かと便利なので家賃が高くてもいいかなと思い、都内に引っ越すことにしました。

新しい住居はワンルームで1LDKからの引越しとなると、今までの荷物が入りそうにないのと引越し代も増えそうなので、これを機に断捨離をしました。具体的には、テレビやPC用モニタ2台、テーブルに収納ボックス2個と衣服をたくさん捨てたりしました。あとは大きめの調理器具なんかも捨てました。テレビを捨てると某テレビ局との契約も解除できるのでおすすめです。

家が広くて収納スペースがあると買いだめができたり、大きめのものを気軽に買えてしまうのですが、日常生活で必要にならないものまで余計に買ってしまって、引越しの際に大変になるので荷物はなるべく少ない方が良いかなと感じています。

都内は楽しい

コロナ禍になってから家に引きこもっている時間が長くなってしまい運動不足になっていました。前の住所でも定期的に散歩をするように心がけていたのですが、場所的にあまり変化がなくて散歩をしていても面白く無いなと感じていました。

しかし、都内に引っ越してからは都内を散歩していると、観光名所があったり、お店がたくさんあったり、広めの公園があったりと何度散歩していても飽きることがなく楽しいです。さらに、ちょっと遠くまで散歩して疲れても、帰りは電車で帰ることができるので気軽にどこでも行けるところが都内の良さだなと感じています。

仕事

今の会社でSREとして働いてから1年以上が経過しました。今まではWebアプリケーションを開発していることが多くて、何かと納期に追われている日々を過ごしていたのですが、SREになってからは明確に新しい機能を開発するという機会が減ったこともあり、謎の焦りが無くなりました。もちろん、SREならではの心配ごともあるのですが、機能開発特有の突然の仕様変更もなく安定した日々を過ごすことが出来ています。

SREの仕事は探求すると範囲が広いのですが、基本的にはインフラ領域を専門に担当していることもあり、Webアプリケーションを開発していたときよりも技術的な仕事をする機会が多く、また個人的なスキルの向上にもつながっているので今のポジションで仕事ができることに満足しています。

エンジニアとしてのモチベーション

エンジニアとして仕事をするようになってから10年が経過しました。個人的には学位がないので、あまりエンジニアとは名乗りたくなかったりするのですが、Webアプリケーションの開発や運用の仕事を10年も続けているので、他の人からみたらエンジニアなのかなと思っていたりもします。

ブログの冒頭で心に余裕が出来たと書きましたが、それは今までの、井の中の蛙大海を知らず状態から抜け出せたからだと考えています。転職を重ねたり、自分の実力が理解出来たり、今までの経験と現在の仕事を比較したりしながら自分の中で総合的に判断して、この先のエンジニア人生で食いっぱぐれる不安がなくなったと思っています。

さすがに10年もエンジニアとして仕事をしているとスキルが身についてくるので、他の若手の社員として比較しても自分はミドルレベルの実力があるなと自負しています。ミドルレベルのエンジニアの場合は贅沢できるような報酬を受け取ることはできませんが、衣食住で困ったりする機会がなくなり安定した給料も貰えているので、何かと心に余裕が出来てきています。

しかし、ミドルレベルで終えたくないと思うところもあるので、日々勉強だったり、個人での開発は続けているのですが、エンジニアとしてのキャリアで焦りみたいなのはなくなり、安定して仕事を続けていけそうだなと思っています。

おわりに

いまだに心残りに感じているのが、エンジニアとしてのキャリアを歩むのであればコンピュータサイエンスの学位が取れる大学に進学すれば良かったのになと思っています。

教育格差や地域格差、経済格差の問題もありつつ、当時の自分は楽観的に考えていたこともあって、苦労してまで進学するという選択が出来なかったのですが、今になって思うと多少無理をしてでも都内の大学に通っていた方が、より選択肢が多くなり、もう少し早く不安のない日々を過ごせたのかなと思っています。

ただし、過去には戻れないので、今あるもので勝負していくしかないかなと前向きに考えて来年も頑張っていこうと思います。